日本トランスオーシャン航空(JTA、青木紀将社長)は28日、琉球紅型柄ヘッドレストカバー第3弾のデザインを那覇空港でお披露目した。やふそ紅型工房(那覇市)の屋冨祖絵里さんがデザインを手掛けた。
沖縄の太陽の下、色鮮やかに咲き誇るブーゲンビリアを表現した。屋冨祖さんは「飛行機に乗った瞬間に沖縄を感じて明るい気持ちになってほしい。沖縄紅型の魅力や、作り手の情熱を感じてほしい」と話した。
ブーゲンビリアには「情熱」や「魅力」の花言葉がある。背景に描いた手まりには「万事を丸く収める」や「魔よけ」の意味があるといい、明るい配色で、コロナ禍で落ち込む世の中を元気にしたいとの思いを込めた。
9月1日~12月31日の4カ月間、JTAのクラスJ座席で使用する(ジンベエジェットを除く)。