「ミンサー織」「大綱引き」スマホかざせば沖縄の映像 JTAが機内サービス


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日本トランスオーシャン航空の機内ARサービスで、新たに加わった「ミンサー織」の映像=7日、那覇空港

 日本トランスオーシャン航空(JTA、青木紀将社長)は、昨年10月に開始したAR(拡張現実)を使って沖縄文化を紹介する機内サービスに、新たに「イカスミ」や「ミンサー織」「大綱引き」など五つの映像を追加した。

 機内Wi―Fiに接続したスマートフォンを、各座席に配布されているリーフレットの印にかざすと、キャラクターが画面に浮かび上がり三線や空手など沖縄の文化を紹介する。サービスは2021年9月までの実施を予定している。アプリは不要でブラウザー上で案内に従い操作する。

 B737―800の佐々木敏文機長は「伝統文化などを機内で紹介することで興味を持ってもらい、到着後はさらにすてきな時間を過ごしてほしい」と話した。