バイオリニストの中村がアスティーダ応援曲 チーム公式アンバサダーに


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
琉球アスティーダの公式アンバサダーに就任し、公式応援曲「琉球アスティーダVICTORY」を作曲したバイオリニストの中村祐実子(楽しい音楽事務所提供)

 南風原町出身のバイオリニスト中村祐実子が、沖縄を拠点に活動するプロ卓球チーム「琉球アスティーダ」の公式アンバサダーに就任し、作曲した公式応援曲「琉球アスティーダVICTORY」がこのほどリリースされた。中村は応援曲について「三線を用いた琉球音階で沖縄らしさを、バイオリンではあえて私のアイデンティティーとチームの迫力や勇ましさに絞った。両者の前代未聞なちゃんぷるーの融合がコンセプトだと感じています」とコメントした。

 昨年開催されたホームゲームでライブ出演した経験がアンバサダー就任のきっかけになった。中村自身も中学時代に卓球部に所属していたことから、選手たちの迫力ある試合を見て感銘を受けたという。「戦うのは選手たちだが、会場が一つのスピリットとなって戦っていた。音楽という形で開幕はある種の儀式的なイメージを持つ。気合と勇気を一人一人に与え、闘争心を持って団結するエネルギーを生み出したかった」と制作を振り返った。

 今後の抱負について「音楽を通して、時には異なる形のパフォーマーとしてチームを応援し、多くの方々に琉球アスティーダの魅力を発信していきたい」と思いを伝えた。

 公式応援曲はアマゾン、ライン、アイチューンズなど各音楽販売サイトから購入できる。詳細は公式HP。(https://ryukyuasteeda.jp/victory/