将来の首相候補の一人でもある河野太郎氏は政策通で、徹底した合理主義で行政改革に取り組む「コストカッター」として知られる。ツイッターのフォロワー数は178万人に上り、発信力の強さも定評がある。
自民党の行政改革推進本部長だった2017年、AKB48の選抜総選挙に県の沖縄振興一括交付金を充てられたことに目を付け「県に任せるのはかまわないが、一事が万事、こういう使われ方をされているならば問題は大きい」と批判。一過性のイベント効果を疑問視し厳しくチェックする考えを示したが、直後に外相に就任した。
沖縄担当相として沖縄関係予算の決定や2022年度以降の次期振興計画のかじ取り役となる。
どのような形で“河野カラー”が発揮されるか注目される。