沖縄、新たに6人コロナ感染 2日連続1桁 きょう警戒レベル検討【9月23日朝】


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 沖縄県は22日、70代以上の高齢者2人を含む6人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。推定感染経路は県内感染者の接触者が1人、調査中が5人だった。新規感染者は2日連続で1桁だった。感染者数の累計は2364人となった。県の糸数公保健衛生統括監は、連休中で検査数が絞られている可能性を指摘し「(推定感染経路の)調査中が増えている。感染が広がっているのではないか心配する情報の一つだ」と警戒感を示した。

 警戒レベルの判断指標となる7項目は、療養者数などの医療体制3項目を含めた5項目で第3段階「感染流行期」となっている。県は23日、対策本部会議を開き警戒レベルについて検討する。

 新規感染者の市町村別の内訳は、那覇市と宜野湾市でそれぞれ2人、中部保健所管内と南部保健所管内でそれぞれ1人だった。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は4・53で全国5位だった。

 21日に感染が確認された沖縄市の50代女性の職業が医療関係者と判明したが、22日時点で医療機関でのクラスター(感染者集団)などとの関係は確認されていないという。米軍関係はキャンプ・キンザーで1人、キャンプ・フォスターで1人の感染が判明した。累計は403人となった。