お菓子6000個 南城の子へ 「元気を取り戻してほしい」


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お菓子とケースに入った黒い眉毛が描かれた人のお面を掲げる(右から)城間元樹さん、平良司さん、瑞慶覧長敏市長、新屋勉副市長、上原廣子教育長=16日、南城市市長室

 【南城】菓子など総合土産品の製造販売している城間元樹さんと、全国放送のバラエティ番組に出演し「嫁ニー」で知られる海ブドウ販売の平良司さんが16日、南城市の瑞慶覧長敏市長を訪れ「思いを込めたお菓子です。市内の全児童らにあげてください」と2人で企画製作した菓子6千個を寄贈した。

 菓子は南城市出身の城間さんと南風原町出身の平良さんのアイデアで共同製作した。菓子の名前は南の島沖縄の「黒い人」という特性をもじって「KUROI KOIHITO(黒い濃い人)」と名付けた。

 城間さんの後輩で南城市議会議員を務める島袋裕介さんと共に市役所を訪れた2人は「新型コロナウイルス感染防止で、3密生活を強いられている子どもたちに食べてもらい、元気を取り戻してほしい」と、ダンボールごと届けた。

 瑞慶覧市長は「思いとアイデイアいっぱいのお菓子をありがとうございます」と感謝した。上原廣子教育長は「アイデア豊富な2人に南城市の児童たちをキャリア教育指導していただきたい」と話した。
 (知花幸栄通信員)