七五三詣を前に、マスク姿で千歳あめ準備 沖縄県内の神社


社会
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マスクや手袋をしてお守りや千歳あめを袋に詰める巫女ら=29日午前9時40分ごろ、那覇市奥武山の護国神社(喜瀬守昭撮影)

 子どもの健やかな成長を祈る七五三詣の季節を前に、沖縄県護国神社(那覇市)は29日、子どもたちに配る千歳あめとお守りを袋に詰める作業に取り組んだ。今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、マスク姿の巫女らが間隔を空けながら作業を進めた。

 同神社では、例年10~11月にかけて七五三詣の祈願者に、千歳あめなどを配布している。今年は新型コロナで参拝の分散化を図るため、配布を12月末まで延長するという。期間中、800組の参拝を見込み、職員らが連日袋詰め作業を手掛けていく。

 前原万岐(まき)担当は「例年の参拝は11月15日前後に集中する傾向がある。今年は混雑を避けるため、平日や早めの参拝を勧めたい」と呼び掛けた。七五三詣の詳細は同神社のホームページにある。