沖縄の「おいしい」東京へ発信 食の大商談会、沖縄県内64社が出展


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自社商品を紹介する県内事業者(左から2、4人目)と説明を聞くバイヤー=1日、那覇市識名の那覇市民体育館

 東京都、東京商工会議所、那覇商工会議所が1日、「めんそーれ! おいしいOKINAWA×TOKYO 食の大商談会」を那覇市識名の那覇市民体育館で初めて開催した。沖縄県内の飲食事業者64社が出展し、東京から参加した卸売業者や外食事業者などのバイヤー31社に自社商品をアピールした。

 県内食品製造業者の東京への販路開拓を目的としている。沖縄の商材は人気があるが、都内であまり流通していないという。展示会では味付けもずくやソーキそばなどの定番商品から、手作りマヨネーズやアテモヤジェラートなど工夫を加えた商品も並んだ。

 アロエとアセロラを組み合わせた飲料をアピールした、しろう農園の砂川勇人社長は「直接商品を手に取ってもらって意見を聞ける良い機会だ」と話した。