沖縄県は県内初の事例として、南城市と南部保健所管内の20代の女性2人を「再感染」とみなした。これまでの「再燃」とは異なり「再感染」とした理由について県の糸数公保健衛生統括監は「明確な基準がなく難しい」とした上で「いったん退院した後に別の感染源からもらって発症したというふうに考える」と説明した。
「再感染」となった南城市の20代会社員女性は、7月31日に発症し自宅療養の後、8月13日に療養解除されたが10月3日に再び発熱やせきなどを発症した。現在は、宿泊施設で療養している。
南部保健所管内の20代女性も、8月5日に発症し入院して治療した後、いったん検査で陰性の結果が出て18日に入院勧告解除を受けたが、10月7日に再感染が確認された。現在は病院に入院している。
2人とも感染経路は「調査中」で、療養解除や入院勧告解除から1カ月半以上が経過している。