沖縄、新たに14人コロナ感染 80代男性が1人死亡 


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 沖縄県は12日、新型コロナウイルスに感染し入院中だった南部保健所管内在住の80代男性が死亡したと発表した。県内の死者は累計49人となった。県によると同日の新規感染者数は70代以上の高齢者4人を含む男女14人だった。

 県によると、死亡した男性は9月25日に抗原検査で陽性と確認されて入院し、今月8日に死亡が確認された。詳しい死因は調査中としている。

 12日発表の新規感染者の推定感染経路は、接触者が7人、調査中が7人。128件の行政検査で6人、保険診療で8人の陽性が判明した。居住地別では那覇市が半数の7人、中部保健所管内が5人、豊見城市と南部保健所管内が1人ずつだった。県内の感染者数の累計は2754人となった。

 1日の新規感染者が2桁になるのは17日連続。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は10.43人で、10日連続で全国最多となった。米軍関係者の新規感染者の報告はなかった。