88歳のお祝いトーカチを仲間と祝う 恩納村の山田ゲートボールメンバー


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 【恩納】沖縄県恩納村山田公民館で4日、ゲートボール楽しむ老人会のメンバー12人が、仲間3人のトーカチを祝った。家族・親戚たちとトーカチを祝う予定がコロナ禍でやむなく中止となり寂しい思いをしていた。そこでゲートボールでひと汗流した後、大きな誕生ケーキを前に仲間同士での合同祝いの会となった。

そろってトーカチを迎えた(左から)比嘉政子さん、又吉繁雄さん、新門佐代子さん=4日、恩納村山田公民館調理室

 トーカチは1933年生まれの比嘉政子さん、新門佐代子さん、又吉繁雄さんの3人。お祝いは新門さんの夫で北部老連会長の新門信雄さんの司会でスタート。この席には山田区の比嘉茂区長と松島ゆかり書記も招かれた。お祝いを述べた比嘉区長は比嘉政子さんの息子であり、ケーキは松島書記手作りの差し入れ。又吉さんの妻・スミ子さんもメンバーで参加し、来年トーカチを迎える。

 又吉繁雄さんは「いつの間にかこんな年に! まだ80代という実感もない」と、とぼけた感想を述べ笑いを誘った。参加者もあと数年でトーカチを迎える人も多いが、週2回のゲートボールを続け楽しみながら足腰を鍛えてカジマヤー、100歳を目指す。元気なお年寄りたちで宴は盛り上がっていた。
 (小山猛三郎通信員)