勝連城跡周辺施設の愛称は「あまわりパーク」 村吉さん考案「愛される施設に」 沖縄・うるま市


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
勝連城跡周辺施設の愛称を考え、最優秀に選ばれた村吉慎吾さん(左から2人目)、優秀の白取心羽さん(左端)と雨瀬ひかるさん(右端)ら=8日、うるま市役所

 【うるま】現在整備が進められている勝連城跡周辺施設一帯の愛称が「あまわりパーク」に決定した。市民などから愛称を公募し、総数387件寄せられた中で、最優秀1作品と優秀2作品が選定された。8日、うるま市役所で表彰式があり、作者3人が賞を受けた。

 世界遺産である勝連城跡を中心とした周辺一帯は現在、歴史、文化、観光拠点として施設整備が進められている。最優秀の応募作「あまわりパーク」は村吉慎吾さんの作品。

 優秀作品には「阿麻和利パーク」(白取心羽(こはね)さん)と「肝高(きむたか)の杜(もり)」(雨瀬ひかるさん)が選ばれた。村吉さんは「勝連城跡が、老若男女問わず多くの人に愛されてほしいとの願いを込めた」と語った。島袋俊夫市長は「魅力的な拠点整備に向け、頑張りたい」と話した。