首里城復興、歌に乗せ…ダウンロードで100円寄付 沖縄セルラーがキャンペーン


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「SYURI NO UTA」を披露する(左から)前田秀幸、仲田まさえ、竜馬、ユウ、アーラ、金城しおり=15日午前11時55分、那覇市

 沖縄セルラー電話は15日、焼失した首里城への思いを込めた楽曲「SYURI NO UTA」ダウンロード1回につき、100円を復興支援に寄付するキャンペーンを始めた。同社の「#この島にエールを」キャンペーンの第5弾。沖縄セルラー電話の國吉博樹・営業本部副本部長は「デジタルコンテンツを通信の力で届け、首里城復興に向けて、曲が世界中に広がることを目指して取り組みたい」と話した。

 「SYURI NO UTA」は、首里城焼失後の昨年末にバイオリニストの竜馬さんが再建の願いを込めて作曲した。ボーカルユニット・フィフスエレメンツのアーラさんが作詞し、楽曲には同ユニットのユウさんや、歌手の仲田まさえさん、前田秀幸さん、金城しおりさん、トランペット奏者の田尻大喜さん、沖縄市ジュニア合唱団が参加した。同曲と、参加アーティストが歌う曲を収めた全7曲のアルバムも、31日に発売を予定している。

 竜馬さんは「長く、首里のため、沖縄のために語り継いでくれる曲になることを願う」と力を込めた。

 プロジェクトは11月15日まで。楽曲ダウンロードは無料。プロジェクトと連動したプレゼントキャンペーンもある。詳細は専用サイトhttps://au-shurijoouen.com/