南城市で英語留学 社会人向けツアー開始 東京の英会話学校が企画、ユインチホテルと連携


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瑞慶覧長敏市長(右)に南城市内の英語留学ツアーについて報告したブルーフレイム社のイムラン・スィディキ代表(中央)、市原敏恵さん=7日、南城市役所

 【南城】英会話事業などを展開するブルーフレイム社(東京都、イムラン・スィディキ代表)は、新型コロナウイルス感染によって海外での英語留学ができない状況が続く中、国内での留学を南城市で企画した。7日、代表のイムランさんと同社沖縄プロジェクトリーダーの市原敏恵さんが南城市役所を訪れ、瑞慶覧長敏市長にツアーの概要などを説明した。

 イムランさんは東京都出身で、パキスタン人の父と日本人の母を持つ。上智大学大学院卒業後、2003年に英会話学校を立ち上げ、英会話講師を務める。多数の英語本を出版しているほか、10年からは動画投稿サイト「ユーチューブ」でも英会話レッスンを始め、チャンネルの登録者数は約13万人に達している。

 同社では11月下旬からユインチホテル南城と連携して、南城市内外を周遊しながら英会話を習得する社会人向けのツアーを開始する。イムランさんが同行して、市内などを観光しながら英語を習得する。

 イムランさんは「昨年まではシドニーやセブなど、海外ツアーを実施してきたが、今年はコロナの影響で中止となった。異国情緒あふれる沖縄はリラックスした気持ちで英語の勉強ができる」と語る。南城市については「ユインチホテルから見える景色は素晴らしい。市内にはインターナショナルスクールもあるので、留学先としても期待が大きい」と目を輝かせた。

 ツアーは2~4泊を検討しており、市外では北谷町や嘉手納町なども観光コースの予定という。