県内コロナ新たに27人 感染割合は30日連続で全国最多


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 沖縄県は1日、新たに10歳未満から70代までの男女27人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は3363人となった。直近1週間の10万人当たりの新規感染者数は13・93人で、2位の大阪(8・81人)を上回り30日連続で全国最多。県内では連日20~30人の感染者が出ている。県は人の出入りが多くなる年末年始を見据え、対策を呼び掛けている。

 27人の市町村別内訳は那覇市7人、沖縄、浦添、南城、宮古島の4市が各3人、糸満市と中部保健所管内が各2人、豊見城、うるまの2市と南部保健所管内、八重山保健所管内が各1人。

 推定感染経路は感染者との接触が15人、調査中が12人だった。感染の警戒レベルに関する、県の判断指標七つのうち、療養者数(341人)と病床占有率(75・5%)の二つが第4段階の「感染蔓延期」にある。米軍関係は日曜のため県への報告がなかった。