コロナ県内感染新たに13人 10月13日以来10人台


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は2日、新たに10代から60代までの男女13人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者数が10人台となるのは10月13日以来。一方、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は13・52人で、2位の大阪(9・41人)を上回り、31日連続で全国最多となった。 

 新規感染者のうち8人は推定感染経路が判明しており、家族内感染と夜の街関連の感染がそれぞれ3人と最も多かった。5人は「調査中」としている。居住地別では那覇市が6人、南部保健所管内と沖縄市が各2人、浦添市と糸満市、宮古島市で各1人。
 米軍関係はキャンプ・シュワブで新たに3人の感染が確認され、累計428人となった。10月29日にも同基地で11人の感染が報告されており、県の糸数公保健衛生統括監は「クラスター(感染者集団)に当たるかなど、(感染者の)人数以外の情報は来ていない」と説明した。
 県は10月18、27、31日に新規感染者と公表した男女3人について、最初の検査で陽性だったものの、その後陰性が確認されたとして感染者数から取り下げた。