【南城】南城市立大里北小学校(平良正哉校長)の6年生44人は10月17、25日の両日、南城市のおきなわワールド文化王国・玉泉洞を訪れ、卒業証書用の和紙作りを体験した。
25日は6年2組の児童と保護者が参加。児童らはおきなわワールド内にある「紙すき工房」で、職人のアドバイスを受けながら、和紙の原料である楮(こうぞ)と月桃の繊維が入った水を木枠ですくい上げ、紙ができるまでの工程を体験した。
新垣将樹(しんがきまさき)さん(11)は「自分の作った和紙が卒業証書になるのが待ち遠しい」と目を輝かせた。児童らはコサージュ作りも体験した。