2020年秋の叙勲および第35回危険業務従事者叙勲伝達式が8日、県庁で開かれた。地方自治や消防、保健衛生などの分野で功績が認められた受章者に対し、玉城デニー知事が勲記と勲章を授与した。
式は新型コロナウイルスの感染対策で2部に分けて実施し、受章者が出席した。第1部で受章者代表あいさつをした元県議会議長の高嶺善伸氏は米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還などを求めた議長時代の取り組みを振り返り「問題の解決は道半ばだ」と語った。「今後とも叙勲の栄誉に恥じぬよう県政発展に微力を尽くしたい」と謝意を述べた。
玉城知事は「今日の県の発展は各分野の第一線で精励され、優れた業績を挙げた皆さまのご尽力のたまもので、功績が認められたことは県民にとって大きな誇りだ」とたたえた。