「不正受給間違いない」沖縄タイムス元社員を送検 県警、給付金詐欺疑いで


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 新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した個人事業者らに支払われる持続化給付金100万円を不正受給したとして、沖縄タイムス元社員の男(45)が詐欺容疑で逮捕された事件で、県警は15日、同容疑者を那覇地検に送致した。県警特別捜査本部によると、容疑者は「不正に受給したことは間違いない」と容疑を認めているという。

 那覇署では同日午前9時20分ごろ、フードをかぶった容疑者が警察官に囲まれ、ワンボックスカーに乗せられる様子が確認された。容疑者は知人ら複数人にも不正受給を呼び掛けていたとみられ、県警は詳しく捜査を進めている。