宮古島発着の初のクルーズ船 来年3月就航 欧州最大・コスタクルーズ 


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那覇発着クルーズの計画を発表したコスタグループアジア社長のマリオ・ザネッティ氏(右)とコスタクルーズ日本支社の浜岡聡一日本・韓国支社長=17日、那覇市の県庁

 欧州最大のクルーズ会社コスタクルーズ(イタリア)は、2021年3~4月と10月に宮古島平良港発着のクルーズ船「コスタ セレーナ」(約11万4千トン、最大乗客定員数3780人)を初就航させる。同社がすでに運航決定した「沖縄・台湾ショートクルーズ」の中に宮古島発着を追加した形となる。年内にも旅行代理店を通して同クルーズプランを発売する。

 コスタクルーズは、これまで宮古島を寄港地として活用してきたが、今年新しいクルーズターミナルが整備されたため、宮古島発着クルーズの初運航を決定したという。同日本支社の担当は「21年の開催を踏まえ、22、23年も運航を継続していきたい」述べた。

 一方、新型コロナウイルス感染拡大の状況により、予定通りの運航ができない場合もあるという。