英国駐日大使が玉城デニー知事と意見交換 SDGsの意見に「興味深い」


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玉城デニー知事(右)と会談した英国のポール・マデン駐日大使(左)=20日、県庁

 英国大使のポール・マデン駐日大使は20日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、新型コロナウイルスの影響や観光、持続可能な開発「SDGs」などについて意見を交わした。マデン大使は視察のため初めて来沖した。

 マデン大使から沖縄らしいSDGsについて問われた玉城知事は「自然を守り、生活するための技術を未来の世代に継承しようと、各市町村や各企業で目標を持ち、みんなで取り組んでいくことだ。人に対する優しさも未来の街づくりにつなげていく」と説明した。

 会談後、マデン大使は来年、英国で気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が開催されるに当たり「知事のような人の意見は重要だ。SDGsに関する意見が興味深かった」と述べた。