沖縄銀行など県内企業5社が23日、大学生らを対象にオンラインで就職支援セミナーを開催した。2022年3月卒業予定の学生を中心に、県内外の大学や大学院などから101人が参加した。
参加企業は沖銀の他にオカノ、沖縄コカ・コーラボトリング、碧、琉球セメント。ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を用いた。学生を5班に分けて、各社の採用担当者が自社について説明した。元FC琉球社長の三上昴氏と、リクルート支援などを手掛けるHRDラボOKINAWAの大城明常務が特別ゲストで講演した。
各社の採用担当者による座談会もあり、学生から寄せられた質問に回答した。採用に際して注目する点として、沖銀人事部の辺土名博吉氏は「能力は一瞬では見極めきれないので、だんだん能動的になっていく姿など就職活動を通じての変化を見ている。それが入社後の伸びしろだと思う」と話した。
自社で活躍している若手について、碧の伊禮大貴氏は「何年目にこれをしたいと具体的に計画を立て、そこから逆算できる人が活躍している」と話した。