平安座島の食材でサングヮチポーポー商品化へ ゴーヤー、ニンジン…色とりどり


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 【平安座島=うるま】うるま市平安座島にある丘陵「ウフバンタ」を活用した地域活性化事業のワークショップが7日、平安座自治会館で開かれた。

試食会で提供された4種類のポーポー=7日、うるま市内

 今回は旧暦3月3日からの3日間の伝統行事サンガチャーで重箱に入れて仏壇に供える「サングヮチポーポー」(麦粉、黒糖、薄力粉を混ぜた)の商品化に向け、住民や平安座島を含む島しょ地域4島の飲食店経営者などが参加した。

 サングヮチポーポーのほかゴーヤー、ウッチン、ニンジンなど地域の食材を使用した4種類のポーポーの試食会も行われた。

 平安座自治会の五嶋眞智子会長は「同事業で津堅島を含む5島の島しょ地域を巻き込みながら、活性化していきたい」と述べた。
(喜納高宏通信員)