沖縄で新たに27人コロナ感染、連休で検査数少なく【11月26日朝】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は25日、10代から90歳以上までの男女27人が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表した。このうち、70代以上の高齢者は3人だった。感染者の累計は4057人となった。

 県の糸数公保健衛生統括監は、3連休期間中に保険診療を受診する人が少なかったことを指摘した。連休が明けて保険診療の受診者が多くなると、感染確認の件数が増える可能性もあるという。

 糸数統括監は「連休の影響が出るなら、明日(26日)以降になると思う。感染者がかなり増加するのではないか」と懸念した。25日の保険診療では、26人の感染が判明した。

 新規感染者のうち10人は既に感染が確定した人との接触とみられ、家族内が3人、飲食が1人、職場が3人。施設内が1人、その他が2人。残り17人の感染経路は調査中。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は16・47人で全国4番目。米軍関係の新規感染者は嘉手納基地で1人、普天間基地で4人。累計で463人となった。