新聞コンクール受賞者らが記者と対談 那覇で表彰式


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「第11回いっしょに読もう!新聞コンクール」の表彰状を受け取る受賞者ら=19日、那覇市泉崎の琉球新報社

 沖縄県NIE推進協議会(仲村守和会長)は19日、「第11回いっしょに読もう!新聞コンクール」(日本新聞協会主催)の沖縄地域表彰式を那覇市泉崎の琉球新報社で開催した。受賞者と家族ら約20人が参加した。受賞者11人のうち8人が出席し、記事を選んだ中学生と取材した記者による対談もあった。

 7月11日付の琉球新報の記事「米軍コロナ感染非公表 渡航者基地外隔離」を読んで感想を書いた比嘉留菜さん=興南中1年=は、記事を書いた新垣若菜記者と意見を交わした。比嘉さんは「市民は不安なのにどうして米軍は情報を公開しないのか不思議に思った」と話した。新垣記者は「比嘉さんの言う通り、お互い情報が開示されている状況が大切だけど、そうではない」と述べ「比嘉さんの感想文にあった『一人でも多くの人に伝えることが解決につながる』という言葉に力をもらった」と語った。

 沖縄国際大学へのヘリ墜落から16年の記事を選んだ喜屋武楓花さん=コザ中2年=は沖縄タイムス社の平島夏実記者と対談した。