東京沖縄県人会の広報誌がリニューアル A4判でカラー掲載も可能に


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1月号からタブロイド版(右)をA4判に変更しカラー写真も掲載可能となった東京沖縄県人会広報誌「月刊・おきなわの声」(左)

 【東京】東京沖縄県人会(仲松健雄会長)の広報誌「月刊・おきなわの声」が1月号(482号)からリニューアルした。これまでのタブロイド版からA4判に変更。用紙の種類も変えカラー印刷も可能となった。題字を変えた1981年以降の大改編という。

 編集長の中村孝さんは改編理由について「コロナ禍で取材が困難になったことに加え、県人会財政の厳しさから印刷経費の圧縮、時代に対応した紙面づくりの観点からA4判に改めることにした」と説明する。

 東京沖縄県人会の広報誌は79年12月に「東京沖縄の人」として創刊し、23号から現在の「おきなわの声」に題字を変更し、毎月発行している。首都圏の県人会や郷友会、芸能団体など沖縄関係の活動やイベント、会員の動向などを細かく伝え、温かみのある紙面で県人会の活動を支えている。

 中村編集長は「写真がカラーになって分かりやすくなった。今後も沖縄関係のイベントなど情報発信をしていきたい」と意気込みを語った。

 年間購読料は3000円(送料込み)。問い合わせは東京沖縄県人会(電話)03(3281)4321。