スケートの高木美帆らが沖縄・国頭で初合宿 体力強化に取り組む


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沖縄で初めての強化合宿に取り組む高木美帆(手前)らスピードスケート日本代表の選手ら=11日、国頭村のくいなエコ・スポレク公園内

 スピードスケートの日本代表合宿が初めて沖縄で行われている。国頭村のくいなエコ・スポレク公園内の練習場を拠点に10日から選手22人が合宿入り。20日までの日程で、来季の北京五輪出場を想定し、体力強化などに取り組む。同公園内で11日、歓迎セレモニーが開かれ、ヨハン・デ・ビットヘッドコーチは「北京五輪で最大限の力が発揮できるよう準備したい。この施設を活用して頑張っていきたい」とあいさつした。

 全日本選手権で5種目制覇した高木美帆(日体大職)らが参加。ヨハンヘッドコーチは自転車でのトレーニングを重視しており、沖縄本島北部のロード環境や陸上競技場、ウエートトレーニング施設が整備されている国頭に注目し、合宿地に決定したという。代表チームは自転車で約100キロのコースを走ったり、勾配のあるコースでトレーニングしたりする予定。

 知花靖村長は「世界自然遺産となる豊かな自然環境を満喫しながら頑張ってほしい」と歓迎の言葉を送った。