【北部】本部町八重岳の桜や今帰仁城跡などを周遊する「沖縄県サイクリング大会」(主催・日本サイクリング協会)が24日、本部港を発着点に初めて開催された。この日は朝から晴れ、参加者は気持ち良さそうに北部の名所を巡った。
順位を競わず、楽しむことを目的とする。八重岳を巡るヒルクライムコース(17キロ)には10人、今帰仁城跡などを巡る羽地内海周遊コース(70キロ)には88人が参加した。ほとんどが県内在住だった。
ヒルクライムコースに参加した山入端将士さん(29)=沖縄市=は「走り応えのあるコースで、サポートも充実していた。コロナ禍での一番のストレス発散になった」と充実した表情だった。
県サイクリング協会の藤村隆雄事務局長は「サイクリングは密にならず、健康にも良い。皆さんに薦めたい」と述べた。