スマホ使いすぎるとどうなる? モバプリさんが恩納小で授業「国語はLINEの練習にも」


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モバイルプリンスさんの講話を聞く児童ら=20日、恩納小学校視聴覚室

 【恩納】子どもたちに「スマホやネットの使い方とモラルを教える」をテーマに、恩納小学校でスマートフォンアドバイザーのモバイルプリンスさんによる特別授業が20日、3、4年生を対象に行われた。

 モバイルプリンスさんは、スマホを使い過ぎる危険性を解説し「スマホを見ていると時間があっという間に過ぎ、家族と話す時間や勉強する大切な時間も減り、ゲーム中心の生活になってしまう。また夜も眠れなくなるので寝る前には優しい画面を見た方がいい」とアドバイスをした。

 また、ラインなどのメッセージアプリは、言葉を省略したり雑になったりするので、悪口などと誤解され、仲間外れや炎上の原因となるとし、誤解を招かないためには「主語を明確にし、自分の思ったことが正しく伝わるようにする。そのためには作文など国語の授業が大切で、ライン用の練習になる」と優しく説明した。

 ラインで「うその情報」が氾濫していることにも触れ、「うそは冗談のつもりでも駄目」「パスワードを教えると悪用されるので決して教えないように」と注意した。

 講話後、4年生たちは「ゲームの危険性が分かった。知らない人とはやらないようにする」「ラインをする上で危険なことも分かった」と感想を述べた。 (小山猛三郎通信員)