琉球銀行と沖縄銀行が包括業務提携を発表 「企業ブランド、顧客基盤は維持」


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包括業務提携の協定書締結を発表した琉球銀行(左)と沖縄銀行

 琉球銀行(川上康頭取)と沖縄銀行(山城正保頭取)は29日、包括業務提携に関する協定書を締結したと発表した。業務連携として両行は経営の独立性と固有ブランド、顧客基盤を維持した上で「県経済の発展に資する協業」と「バックオフィス業務の共同化によるコスト削減」を進めるとしている。

 29日午後4時半から両頭取が那覇市内で記者会見し、提携の内容などについて説明する。

 協業に関する発表文で両行は、異業種からの金融分野への進出が活発化していることに触れ「ノウハウの共有や協業することで生産性の向上、コスト削減を図り、生み出された経営資源で付加価値の高いサービスを提供できる」との考えを示した。