沖縄・辺戸岬低空飛行、米空軍「訓練していた」 高度や経路の詳細明かさず


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辺戸岬をかすめるように低空飛行する米空軍機=4日午前11時9分ごろ、国頭村の辺戸岬(嘉陽宗幸さん提供)

 【国頭】国頭村の辺戸岬周辺で4日、米軍機とみられる大型機の低空飛行が確認された件に関連し沖縄の米空軍は9日、本紙の取材に対し4日に飛行訓練していたと明らかにした。

 辺戸岬周辺での大型機の低空飛行に関して米軍機を運用していたのかとの質問に対し空軍は「(空軍の)第353特殊作戦群が4日飛行訓練していた」と回答した。

 飛行高度や経路については「運航の安全上の理由で回答できない」と明らかにしなかった。

 その上で「全ての飛行は日米両政府の合意のもと実施されている」と強調した。4日の飛行訓練については「航空機搭乗員の能力を維持するため」と目的を説明した。