辺戸岬周辺の米軍機の低空飛行 県議会軍特委がきょう抗議決議へ 


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 沖縄県国頭村辺戸岬周辺で米軍機の低空飛行が確認された問題で、県議会米軍基地関係特別委員会(軍特委、照屋守之委員長)は10日、委員会を開き、抗議決議と意見書を本会議に提案することについて協議する。委員会で全会一致による提案となれば、2月定例会が始まる16日の本会議で両案を可決する見通し。

 軍特委は昨年末から今年1月に慶良間諸島周辺で低空飛行が相次いで目撃された際にも対応を協議した。その際には新型コロナウイルス感染防止のため本会議は開かず委員長声明として抗議することを全会一致で決めた。

 照屋委員長は「つい先日抗議したにもかかわらず、再発している。事故が発生してからでは遅い。県民の安心・安全を最優先にしてほしい」と述べた。