日本郵便の比嘉沖縄支社長 退任であいさつ


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31日付で日本郵便沖縄支社を退任する比嘉明男支社長=那覇市泉崎

 31日付で日本郵便沖縄支社長を退任する比嘉明男氏(68)が退任あいさつで琉球新報社を訪れた。2018年6月に県出身者として初めて支社長に就任してから約2年9カ月、郵便事業をはじめ、奄美・沖縄の世界自然遺産登録に向けた後押しや、子どもの食事支援などにも積極的に取り組んだ。

 比嘉氏は「新型コロナの影響で、親まで大変な状況に置かれている。ランチサポートに取り組めたことを自負している。退職後もそれぞれ関わっていきたい」と述べた。

 就任時、社員同士の会話が少ないことが気になり、コミュニケーションが取りやすい環境づくりに尽力した。「働き方改革の一環で毎日、午後にゆんたくタイムを取り入れた。各部署が集まってゆんたくするようになり、雰囲気も明るくなった」と振り返った。