コロナ後見据え観光の回復対策 ホテル協会が事業計画を承認


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県ホテル協会の2021年度通常総会に出席した会員ら=30日、那覇市のロワジールホテル那覇

 県ホテル協会(平良朝敬会長)は30日、2021年度通常総会を那覇市のロワジールホテル那覇で開いた。新型コロナウイルスの収束を見据え、県観光産業の迅速な回復対策などを盛り込んだ事業計画などを承認した。

 ダイワロイネットホテル沖縄地区3ホテル支配人の佐藤一輝氏と、ラグナガーデンホテル取締役総支配人の河内康平氏の2人を、新たに理事に選任した。

 平良会長は「苦しんでいる観光関係業者がたくさんいるので、今後もしっかり県に支援などを訴えていきたい」と述べた。

 53施設の約60人が出席した。事業計画には、政府や県に観光関連業界への経営・雇用支援の拡充を求める提言を盛り込んだほか、沖縄型ワーケーションを促進するために産官学で連携していくとした。