社会の一線で活躍する気鋭の個人や団体をたたえる第43回(2020年度)琉球新報活動賞の贈呈式が31日、那覇市の琉球新報ホールで開かれた。「一隅を守り千里を照らす」を基本理念とし、社会、地域振興、教育、産業、文化・芸術、出版の6部門で、3団体3個人を表彰。琉球新報社の玻名城泰山社長が表彰状や記念品を贈った。
受賞団体・個人は、伊禮門清吉氏(居酒屋味自満チェーン代表)=社会活動部門、名護・さくらの会(儀保充会長)=地域振興活動部門、朝妻彰氏(アートキャンプ2001実行委員会代表)=教育活動部門、沖縄食糧(中村徹代表取締役社長)=産業活動部門、女流組踊研究会めばな(山城亜矢乃代表)=文化・芸術活動部門、加治工真市氏(県立芸術大名誉教授)=出版活動部門。
玻名城社長は式辞で「受賞者の皆さまの活躍が社会に希望の光をもたらす。これまでの功績に心から敬意を表したい」と述べた。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、贈呈式は招待者のみで執り行われた。