沖縄うるま市長選 午後7時半の投票率34.48% 期日前合わせ約54%が投票


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 【うるま】任期満了に伴う、うるま市長選挙は25日、市内31カ所の投票所で投票が行われている。市選挙管理委員会によると、午後7時30分現在の投票率は34.48%(男性34.75%、女性34.21%)。前回2017年の同時刻に比べて8.41ポイント下回っている。

 即日開票され、結果は25日午後11時半ごろに判明する見通し。

 期日前投票は有権者の19.88%となる1万9282人が済ませており、4年前を4千人以上上回っている。

 25日午後7時30分現在と期日前を合わせると有権者の約54%が投票したことになる。投票は午後8時(一部地域は午後7時)までで、即日開票される。

 同選挙には前市議の中村正人氏(56)=自民、公明、会派おきなわ、無所属の会推薦=と、沖縄国際大名誉教授の照屋寛之氏(68)=共産、立民、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし推薦=の新人2氏が立候補し、一騎打ちとなっている。

 新型コロナウイルス感染症対策や経済振興、雇用問題、教育・子育て支援などを争点に、自民・公明を与党とする現市政の継承か、刷新かが焦点となる。

 1月の宮古島市、2月の浦添市に続く市長選として、選挙結果は来年の県知事選に向けた県内政局の行方にも影響を与える。

 うるま市の当日有権者数は9万7000人(男性4万8138人、女性4万8862人)。