うるま市長選、最終投票率は55.49%で過去最低


この記事を書いた人 Avatar photo 滝本 匠

 【うるま】うるま市選挙管理委員会によると、25日に投票が行われたうるま市長選挙の投票率は55.49%(男性54.51%、女性56.45%)だった。前回2017年に比べて5.21ポイント下回った。2005年のうるま市誕生以来、過去最低となった。期日前投票は有権者の19.88%となる1万9282人が済ませており、4年前を4千人以上上回った。25日午後9時から開票作業が始まっており、結果は午後11時半ごろに判明する見通し。

 うるま市の当日有権者数は9万7000人(男性4万8138人、女性4万8862人)。

 うるま市長選には前市議の中村正人氏(56)=自民、公明、会派おきなわ、無所属の会推薦=と、沖縄国際大名誉教授の照屋寛之氏(68)=共産、立民、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし推薦=の新人2氏が立候補し、一騎打ちとなっている。

 新型コロナウイルス感染症対策や経済振興、雇用問題、教育・子育て支援などを争点に、自民・公明を与党とする現市政の継承か、刷新かが焦点となる。1月の宮古島市、2月の浦添市に続く市長選として、選挙結果は来年の県知事選に向けた県内政局の行方にも影響を与える。

 市議補選(欠員1)も同じ25日、開票作業が行われている。市議補選の投票率は55.48%だった。