石垣市の平真小6年の浦添昴さん(11)は昨年度、プログラミングなどを学べるものづくりゲーム「Minecraft(マインクラフト)」の建築作品コンテストで、全国1位となる大賞を受賞した。浦添さんがゲーム内で作製したのは、自然との共生をイメージした未来の学校だ。
浦添さんが受賞したコンテストは「Minecraftカップ2020全国大会」。小学生から高校生まで、計483作品の応募があった。
ゲーム内の世界はブロックでできていて、ブロックを壊すことでさまざまな素材を手に入れることができる。この素材を組み合わせて建築物などを作る。プログラミングで、ゲーム内に存在するロボットにブロックを積み上げるよう指示することもできる。
浦添さんはマインクラフトの魅力について「プログラミングに失敗して、思い通りにならないときもある。それでも、うまくいったときに達成感がある」と笑顔で話した。
(西銘研志郎)