尚巴志ハーフマラソン来年に再延期へ 9月にオンラインの代替イベント


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沿道からの声援を受けて走り出したランナー。ハーフ、3キロの2部門に7589人が参加した=2019年11月3日、南城市

 【南城】今年11月に開催予定の第19回尚巴志ハーフマラソンin南城市大会について、大会実行委員長の瑞慶覧長敏南城市長は7日、昨年に引き続き、新型コロナウイルスの感染防止のため、来年11月に延期すると発表した。市役所で開いた記者懇談会で発表した。瑞慶覧市長は「収束がいまだ不透明な現状で、再延期の苦渋の決断に至った。開催を心待ちにしていたランナーの皆さんには申し訳ない」と語った。

 実行委は同大会の代替イベントとして、衛星利用測位システム(GPS)の計測アプリなどを使ったオンラインのマラソン大会を開催する。オンラインマラソンでは、新里坂(しんざとびら)と同じ160メートルの高低差がある場所を条件に、参加者が自由に時間とコースを選び、走ることができる。開催期間は今年9~12月。7月上旬に受付開始予定。問い合わせは、まちづくり推進課(電話)098(917)5394。