那覇の真ん中でハチミツとれた! 「パレットくもじ」がプレゼント


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パレットくもじ上層階で生産される「ナーファのハチミツ」

 沖縄那覇市の複合商業施設「パレットくもじ」を管理運営する久茂地都市開発(我那覇学社長)は、昨年11月からパレットくもじ上層階で試験的に取り組んできた養蜂事業の成果として、このほど「ナーファのハチミツ」を収穫した。パレットくもじ開業30周年の記念事業として、収穫した蜂蜜のプレゼントキャンペーンを展開する。

 久茂地都市開発の新垣司PM課長は「周辺に十分に花があり、蜂蜜が取れることを証明できた。今後は商品開発を考えていきたい」と話した。ナーファのハチミツは、養蜂事業などに取り組む、障がい者就労支援施設の楽ワーク福祉作業所(南城市)が協力し、パレットくもじにミツバチの巣箱を設置。4月28日に蜂蜜7.5キロを収穫した。楽ワーク福祉作業所サービス管理責任者の玉城達矢さんは「とても濃厚で香りの深い蜂蜜になった」と話した。

 キャンペーンで、ナーファのハチミツ50グラムを30人にプレゼントする。パレットくもじのホームページhttp://www.palette-kumoji.co.jp/から専用メールに名前や連絡先などを記載して申し込む。応募期間は6月13日まで。久茂地都市開発事務所まで直接取りに来られる人が対象となる。