政治

遺骨含む激戦地の土砂「埋め立てに使わない」 豊見城市議会が全会一致で意見書可決

遺骨等を含む土砂を埋め立てに使わないことを求める意見書を全会一致で可決した豊見城市議会。賛否を示す電子表決の画面には賛成の青色が並んだ=20日

 【豊見城】豊見城市議会(外間剛議長)は20日、臨時会最終本会議で「沖縄戦の戦没者の遺骨等を含む土砂を埋め立てに使わないことを求める意見書」を全会一致で可決した。3月定例会で同様の意見書に反対・退席した野党が賛成に回った。

 意見書は「遺骨等を含む土砂を埋め立てに使うことは人道的にあってはならない」と指摘。その上で、①遺骨等を含む土砂を埋め立てに使わない②政府が主体となった遺骨収集の実施―を求めている。宛先は首相や沖縄防衛局ら9者。

 市議会は3月、同様の意見書を野党の反対多数で否決。4月に入り、市民から「人道上、間違っている」などと抗議の声が上がり、再審議を求めた座り込みや署名活動に発展していた。

 本紙の調べでは20日までに、那覇、南城、西原、北中城、中城、宜野座、恩納、名護、八重瀬、南風原、与那原、読谷、石垣、北谷、渡嘉敷、座間味の16議会と県議会が同様の意見書を可決している。

 これとは別に糸満は採掘に対する懸念の解消を求める意見書を可決している。



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