宜名真、アーラミーバイ22キロ


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13日、安田沖で84.6センチ・9.44キロのアカジンを釣った照屋之司さん(久場丸)

 釣りクラブ「おさかなエイリアン」の知念大樹さんはこれまで4回、宜名真漁港で魚とやり取りをしている最中にアーラミーバイに横取りされた経験があった。いつかはこのアーラミーバイを釣り上げてみたいと思っていた。ある日、別なポイントで釣り仲間がアーラミーバイを釣ったのを見て、いよいよ釣りたい気持ちが強くなり、最強のタックルを買いそろえた。

 大物釣りの仲間から、釣り方や注意事項などを教わり、ユーチューブなどの動画でイメージトレーニングも行った。これまでのデータから大物が釣れそうな潮周りを選んで、15日の深夜から弟と2人で“やっこ”を狙って釣りに出掛けた。

 夜明け前からトカジャーを餌に大物仕掛けを出し、アタリを待った。午前8時45分、竿先にチョン、チョンと前アタリが有り、次の瞬間竿が大きく曲がり、掛かった魚は左のテトラポットに向かって走り出した。慌てて竿に飛びつき、強引にリールを巻くと、1~2分で、以前釣れた魚を横取りしたと思われるアーラミーバイが浮いた。

 弟がギャフを掛け、堤防に引き上げたのが、知念さんにとって初の大物となる103センチ、22・7キロのアーラミーバイだった。その後も6キロのアーラミーバイまで釣り上げ知念さんにとって忘れられない1日となった。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

13日、糸満釣り筏で71.5センチ・5.17キロのタマンを垂らし釣りで釣った安次嶺淳さん
10日、東海岸で58センチ・2.57キロのカースビーを釣った川西洋祐さん(チームNew Jack Angler)

16日、宜名真漁港で103センチ・22.7キロのアーラミーバイを釣った知念大樹さん
9日、那覇一文字で69.5センチ・4.23キロのタマンを釣った佐久川正明さん

13日、奥武島で79センチ・5.2キロのタマンを釣った仲里直幸さん
15日、三重城海岸で69.5センチ・3.28キロのオニヒラアジを釣った宮城亜矢子さん

14日、本島北部で60.5センチ・2.48キロのイトヒキアジと、55.1センチ・1.64キロと50センチ・1.12キロのオニヒラアジを釣った大庭弘也さんと宮里真登さん
15日、仲伊保港で30センチと40センチのマクブを釣った宮平光さん

4月29日、石垣島伊野田漁港で131センチ・38.26キロのロウニンアジを釣った浦崎響さん
14日、那覇一文字で7.8キロのクブシミを釣った赤嶺克憲さん