琉球海運、福岡に総合物流センター 4温度帯に対応の倉庫完備


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7日に稼働する「RKK博多港総合物流センター」=福岡県福岡市東区(琉球海運提供)

 琉球海運(那覇市、宮城茂社長)は6月7日から、福岡市の博多港臨港地区で総合物流センター「RKK博多港総合物流センター」の運営を開始する。同社が総合物流センターを県外に建設するのは初めて。5月31日に施設完成を発表した。

 新施設は鉄骨造3階建てで、延べ床面積は9743平方メートル。常温、定温(15度)、冷蔵(5度)、冷凍(マイナス25度)の4温度帯に対応した倉庫保管設備を備える。

 商品保管・管理し、出荷する「ディストリビューション・センター(DC)」機能と、貨物をコンテナに積み込み、船積みする「トランスファー・センター(TC)」機能も備える。琉球海運が所有し、グループ会社の九州輸送サービスが運営する。