米軍普天間飛行場所属のUH1Y多用途ヘリが2日深夜、うるま市津堅島に不時着した件で、在沖米海兵隊は3日午後、本紙取材に不時着機が米軍キャンプ・シュワブ(名護市など)から同飛行場に戻る途中だったことを明らかにした。
在沖米海兵隊は不時着機について「ヘリコプターはキャンプ・シュワブでの日常的な訓練に従事していた」と説明した。在沖米海兵隊は2日から、離島などを占拠して攻撃や補給の臨時拠点にする「遠征前方基地作戦(EABO)」の訓練をうるま市の浮原島や渡名喜村の入砂島などで始めていた。不時着機はこの訓練には参加していないという。