「寝てもサメても…」最先端のサメ読本 美ら島財団研究員が出版


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「深層サメ学」出版の告知に訪れた沖縄美ら島財団の仲宗根あいさん=26日、名護市の琉球新報社北部支社

 【本部】サメ研究の最前線を走る沖縄美ら島財団総合研究センター(本部町)の佐藤圭一上席研究員、冨田武照研究員が21日、「寝てもサメても深層サメ学」を出版した。全208ページで、フルカラー。「サメ研究」に焦点を当てる。

 佐藤氏はサメの多様性研究や解剖学など、冨田氏は古生物学や機能形態学を専門としてきた。世界中の専門家と共同研究を実施してきた経験の多くが詰め込まれている。

 同財団企画広報課の仲宗根あいさんは「今後のサメ研究の展望など、最先端の情報が惜しみなく入っている。多くの方に楽しんでいただきたい」と話した。税抜き1800円で、ネットなどで購入できる。