【沖縄】中部観光バス(沖縄市)は18日の株主総会で、新たな社長に永山孝執行役員運行部長(63)が就任した。前社長の島袋隆氏(71)は会長に就き、永山社長、島袋会長の2氏が代表権を持つ。
島袋氏は引き続き沖縄市観光物産振興協会会長を務め、主に対外業務を担う。島袋氏は「新型コロナウイルスの影響を受けて観光バス業界の経営状況は厳しいが、ワクチン接種が順調に進めば、需要は必ず回復する」と述べた。
同社の今年9月の予約状況は、修学旅行を中心にコロナ禍前の108%ほどに回復しており、秋以降の需要回復を見通している。