ディーズプランニング(那覇市、義元大蔵社長)は25日、福岡県春日市に新店舗「やっぱりステーキアクロスモール春日店」を開業した。新しい店舗モデルとして、配膳ロボットや次世代型レジを導入。新型コロナ禍におけるニーズに合わせて、注文から配膳まで「非接触」で完結できるようにした。
新店舗は大型商業施設アクロスモール2階のレストラン区画に入居し、商品をテークアウトして隣接するフードコートで食事することもできる。フードコートでの配膳は、ソフトバンクロボティクス(東京)の配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ)」が自動で料理を運ぶ。サービィはカメラやセンサーで人や物を避けて移動ができ、見た目の楽しさもある。
店舗では人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が注文や配膳方法を案内するほか、USEN(東京)が提供する券売機「UレジTicket&Pay」と専用放送「やっぱりRadio」も取り入れる。注文と精算をセルフで完了でき、従来の人による接客サービスを音声やロボットが担うことで、スタッフとの接触を減らす。
ディーズプランニングは「新しい生活様式への適合と行き届いたサービスを両立させた、新しい店舗モデルを構築する」とコメントした。