PFOS含む泡消火剤付着の民家を空自が洗浄 住民「健康被害調査を」


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祖慶真行さん宅の玄関ドアを洗浄する航空自衛隊那覇基地の隊員ら=26日、那覇市赤嶺

 有機フッ素化合物の一種PFOS(ピーフォス)が含まれた泡消火剤が2月に流出した問題で、航空自衛隊那覇基地は26日、泡が付着した那覇市赤嶺の祖慶真行さんの自宅を洗浄した。車庫のシャッターや玄関ドア、手すり、外壁などの洗浄箇所に霧吹きで水をかけ、布で拭き取る作業を実施した。

 同基地は祖慶さんからの依頼を受けて、5月13日に泡の付着場所を事前調査していた。洗浄を終えて祖慶さんは「健康被害がないか調査してほしい。今回の洗浄方法が妥当なのか分からず、まだ手放しでは喜べない」と話した。