佐和田、男子400m自由形で県高校記録を更新 水泳県民体育大会


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男子400メートル自由形決勝 自身が持つ県高校記録を約3秒縮め優勝し、声援にガッツポーズで応えるNb沖縄の佐和田歩夢

 水泳の第73回県民体育大会兼第76回国民体育大会県予選会第2日は27日、那覇市の奥武山水泳プールで行われた。男子平泳ぎ100メートルで當銘真人(まこと)(九州共立大3年)が1分02秒86、背泳ぎ100メートルで佐久田朝隆(沖縄SS前田)が58秒28でそれぞれ県新記録を打ち立てた。自由形400メートルは佐和田歩夢(Nb沖縄)が4分02秒94で、自由形100メートルは大城渉星(那覇高2年)が53秒01で県高校記録を塗り替えた。平泳ぎ50メートルは比嘉功太郎(Nb沖縄)が30秒02で県中新。女子フリーリレー200メートルは沖縄SS豊見城(大城妃央、平良愛沙、宮里理子、平良吏美華)が1分52秒09で県中新を出した。

◆400メートル自で県高新塗り替え/佐和田、歓喜のガッツポーズ

 400メートル自由形で力泳した佐和田歩夢(Nb沖縄)が喜びをガッツボーズに込めた。県高新で国体の標準記録も突破。自身が5月に打ち立てた記録を3秒も更新した。

 「一日一日の練習を大事にしている。今年に入ってタイムは伸び続けている」と成長著しい。照屋昇コーチの下、練りに練られた厳しいメニューをこなしている。「最初は楽に大きく泳ぎ、中盤はラップを落とさず、最後の100メートルはスパートした」とプランが的中し、納得の泳ぎだった。

 腕の動きが速さを支える。「大きく滑るように水面に近い位置で水をつかみ、しっかり後ろまで押しきるよう意識している」と2位に17秒差をつけての記録達成だった。