宮沢和史さんがROKで新番組 沖縄民謡の魅力を「宮沢流」に解説!


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ROKで新番組を始める宮沢和史

 ラジオ沖縄の新番組「宮沢和史の琉球ソングブック」が5日に始まる。宮沢を案内人に、宮沢が収録した音源や、開局以来民謡番組を放送してきたラジオ沖縄の音源と共に、民謡の魅力を発信する。

 宮沢は、2014年に解散した、「島唄」などのヒット作があるロックバンド「THE BOOM」のボーカリスト。近年は、三線に好んで用いられる黒木を植樹して育てる「くるちの杜プロジェクト」、県内各地の民謡を収録したCD「沖縄 宮古 八重山民謡大全集(1)~唄方・うたかた~」制作など、沖縄の芸能の保存や継承に力を尽くしている。

 宮沢は「文学的にも音楽的にも優れた“琉球弧”の名曲の魅力を自分なりのやり方で、どうにか伝えられないものか?と試行錯誤しながら音楽活動を続けてきました。番組では古謡から民謡、ウチナーポップスまで琉球弧の名曲の数々を、宮沢流の解説を添えて分かりやすく“世界に誇る音楽”としてお届けしたいと思っています」とコメントを寄せた。

 放送は毎週月曜日、午後9時半から午後9時55分まで。初回は「ちょんちょんキジムナー(平安隆&ボブ・ブロッズマン)」「白骨節(大城美佐子)」「ナークニー・ハンタ原(徳里隆行)」の放送を予定している。